こんにちは、みやびのです。

こんにちは、ことりです。
前回は「ファイルでPythonを実行する方法」にて基本的なPythonの動かし方を学びました。

まだPythonを1回も動かしていない方は第1回「初心者が最初にやることとは?」からお読みください。
第3回となる今回は、「Python参考書の読み方」というテーマでお話しします。

はりきっていきましょう!
「Pythonの参考書を買ったものの何から始めたらいいかわからない」
という方は多いと思います。
私も初心者の頃はどう実践したらいいかわからずかなり苦労しました。
読み方がわかっていないと有効に活用できません。
本記事を参考にしてまずは読み方を理解しましょう。

本記事の内容はこちらです。
・Python参考書を読む前にやっておくべきこと
・Python参考書の読み方
Python参考書を読む前にやっておくべきこと
「プログラミングを勉強するぞ」
と決意した時にいきなり参考書を開いてしまう方が多いと思いますが、やめましょう。

いきなり参考書を読むのはダメなんですか?
あまりおすすめしないですね。
プログラムが動くイメージができていないので読んでも理解するのが難しいと思います。
まずは実際にプログラムを動かしてみましょう。
Pythonを動かす手順は前回と前々回にやりましたね。
おさらいすると以下の3つです。
・Pythonのインストール
・コマンドプロンプト上で簡単なPythonプログラムを実際に動かす
・.pyファイルに簡単なPythonコードを書いて実際に動かす

まだやっていない方は第1回と2回を見ながら実践してみてください。
初心者が最初にやることとは?
ファイルでPythonを実行する方法
Python参考書の読み方
参考書はどんな本を買えばいいの?

初心者の場合参考書はどんなものを買えばいいんですか?
初心者向けの入門書がおすすめです。「Python入門」のように「入門」とタイトルに書かれている本を買えば間違いありません。
ちなみに私は初心者の頃に難しい本を買ってしまい全然理解が進まなかったことが何度かありました。

本を選ぶのも難しいんですね。
そうですね。
しかし、先ほども言いましたが、入門書なら間違いなく初心者向けです。なので迷ったら「入門」というワードがタイトルに入っている本を選びましょう。
まず書いて実行する
「まずはコードと解説を読む」
という方は多いと思いますが、初心者がいきなり解説を理解するのは難しいです。
まずはコードを書き写して実際に動かしてみましょう。実際に動かせばプログラムが動くイメージができるのでプログラムを理解しやすくなります。

本だけで理解する必要はないんですね。
そうですね。
参考書の目的は読むことではなく理解を深めることです。
別に本だけで理解することにこだわる必要はありません。

まずは解説を読むよりもガンガン動かすことが大事ですね!
プログラムを動かしてみて理解できないところやうまく動かなかったところがあったらメモしておきましょう。
参考書を読む時に役立ちます。
動かしたコードの解説を読む
動かしてみたら先ほどのメモも参考にしつつ、コードの解説を読みましょう。プログラムを何も動かさずに解説を読む場合よりも理解が進みやすいはずです。

でも、この方法だと読み終わるまですごい時間がかかりそう。
そうですね。初心者の場合数週間~数ヶ月かかるかもしれません。
しかし、理解せずに早く読み終えても意味がないですからね。
早く読み終えることよりも1つでも多くのことを理解することを目指しましょう。
わからない単語や理解できない処理は調べよう

解説を読んでいたらよくわからない単語が出てきました。
これはプログラミングに限らず専門書を読んでいるとよくある話ですね。
用語も丁寧に解説してくれている本もありますが、1つの事柄について1から10まで解説するとページがとんでもないことになるのでどうしても説明が足りない単語や理解しにくいプログラムが出てきます。
なのでわからないことは調べるしかないです。
とは言え今はスマホやパソコンでネット検索すれば簡単に情報を調べられる時代。専門用語を調べるのもかなり楽になりました。
手元にスマホをおいてバンバン調べましょう。
飛ばすことも大事

たまに読んでも動かしても調べても全然理解できない処理ってありますよね。そういう場合はどうしますか?
いろいろ試してもダメな場合はいったん飛ばしましょう。

飛ばしてもいいんですか?
問題ありません。
参考書は理解しやすい順番に並んでいるとは限らないので、現在のページは理解できなくても次のページは理解できる可能性があります。
読み進めたら理解できる場合もありますし。
それにわからないところに時間を使ってしまうのはもったいないです。勉強時間は有限ですからね。
30分考えて答えが出ないことは多分5時間考えても答えが出ません。
ならいったん飛ばして次に進んだ方がよいです。
勉強を進めていくうちに理解できるようになる場合もありますし、何度も書いているうちに閃く場合もあります。
初心者の頃は特にですが、あまり完璧主義にならずにわからないところは飛ばしましょう。
やってみよう
✔参考書に書かれているコードを書いて動かしてみよう
✔プログラムの動きを見てわからなかったところやうまく動かなかったところをメモしよう
✔参考書の解説を読んで理解を深めよう
「まずは動かしてみる」がプログラミングの基本です。
コードについて理解するのは動かした後で問題ありません。

動かしてみないと理解しにくいことも多いですし。
では、今回はこの辺りで。

ばいばい